2012年08月27日

インカレみどころ(ロード編)

3日間のトラック競技レースの熱い戦いが終わると、最終日にはロードレースで総合得点争いのクライマックスを迎える。

男子ロードは肝属郡錦江町の周回コース(1周18km)を9周する、162kmで競われる。

今年の注目は日本大学だ。全日本ロードで優勝した安達康将を筆頭に、同大会3位の和田力、アジア選手権U-23出場の雨宮正樹、全日本個人ロードレース選手権2位の板橋義浩など、有力選手をそろえている。加えて、日大はチームワークも見事だ。昨年も鹿屋体育大学勢を壊滅的に追い込み、総合優勝連覇を達成した。

素晴らしいレース展開で圧倒した日大.jpg
*昨年のインカレではチームでレースを作って圧倒した日大


ホームコースで迎え撃つのは鹿屋体育大学だ。山本元喜と黒枝士揮、時としてプロ選手と互角に走る両エースで戦う。徳田鍛造・石橋学・高宮正嗣らアシスト陣も充実、ロードこそ地の利を生かせるため鹿屋体育大学有利とも考えられるが、今年のレースで思うようなリザルトが残せていないようだ。
京都産業大学は、昨年のインカレロード2位で今年の個人ロードレース優勝の木村圭佑や同3位の吉岡直哉が中心。チームTTも2位になるなど、侮れない存在だ。
この冬ヨーロッパで修行を積んだ中京大学の中根英登・榊原健一は実力、実績ともに文句なし、アグレッシブな走りで集団を苦しめるはずだ。
他にも昨年度のロードレースカップ王者の大中巧基(早稲田大学)、全日本学生個人TTで優勝し各大会でも上位に食い込んでくる安井雅彦(東京大学)、今年のRSC第5戦終了時点で1位の西沢倭義(明治大学)や第5戦優勝の金井誠人(明治大学)、TOJの怪我から着実に復帰し活躍が期待できる山本隼(中央大学)など、実力者が勢揃いしており、混戦必至の状態である。
優勝を狙うチームにはコースの見通しが比較的良く、アタックポイントが少ないため、難しいレース展開を迫られそうだ。


女子ロードは同コースを4周の72kmで争われる。
女子の有力校は、やはり鹿屋体育大学だろう。上野みなみや塚越さくらは、各大会で上位を奪っており、さらに木村亜美を始めチームワークで勝負している。しかし、同様に各大会の上位には必ずといっていいほど顔を見せる小島蓉子や中村妃智ら日本体育大学勢も侮れない。
力と連携で戦う2校に対し、個人で割って入るのは、登坂力の優れた福本千佳(同志社大学)だろう。
男子同様、仕掛けどころで展開が大きく変わる可能性が十分あるため、最後まで目が離せない。

女子のレースは混戦が予想される.jpg
*女子のレースは混戦が予想される


インカレに関する大会の詳細は日本学生自転車競技連盟公式HPや競技速報はJCF情報系HP内にある競技速報ブログにて速報配信を予定中。

今年のインカレ開催地は鹿児島県大隅半島の南大隅町と錦江町では本大会を盛り上げるべく様々な取り組みを行っている。県内企業とコンビニの協力によりインカレ限定の「サドルパン」の販売、地元商工会によるインドカレーならぬ「インカレー」の販売等や、全ての競技の模様がインターネット動画配信(http://lic2012.bbzero.jp/)、ロードレースのスタートフィニッシュ地点には、250インチの大型スクリーンを設置し、コースに設置されたカメラの映像をスクリーンで見る事が出来る。
会場に足を運べない方々はHPや動画配信などをご覧頂きながら、8月30日より始まるインカレ2012を是非ともご声援宜頂きたい。

*日本学生自転車競技連盟公式HP:http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/
*日本学生自転車競技連盟情報系HP:http://www.jicf.info/index.html
*JICF競技速報ブログ:http://jicf-sokuho.sblo.jp/
*インターネット競技動画配信:http://lic2012.bbzero.jp/
posted by 学連事務局 at 23:12| NEWS